外は雨中は五月の絵画展

絵画展、それも素人の無料の人の少ない絵画展。入口には受付があり、芳名禄が置いてあるが誰もいない。こっそりと受付をすり抜けると、絵の前に佇んでいる人もまばらである。出る頃には受付に人が戻っていて、「ありがとうございました」と声をかけられる。そんな絵画展が好きで、図書館の帰りに寄ったりした。(1998年夏詠)

「外は雨中は五月の絵画展」への2件のフィードバック

  1. 五月といえば、外が一番清々しい季節。それが外は雨で、室内に涼やかな絵があふれているという。ここちよい裏切りの句ですね。

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