木の実降る音は神代の昔より

昨年の倉敷阿智神社での句。阿智神社には大小さまざまな木の実が降ります。その音を聞きながら昔に想いを馳せるのも良いものです。阿智神社は航海の神様だそうです。その昔は阿智神社の下までが海だったとの事。と言うことは、大きな津波が来れば、そこまでは浸かる可能性があるという事なのでしょうか、、、。(2014年秋詠)

「木の実降る音は神代の昔より」への4件のフィードバック

  1. 広島の平和大通りに面した場所に白神社(しろかみしゃ)と呼ばれる神社が有ります。
    この辺りは昔は海に付き出した岩礁だったそうで、航海の安全を願ってその岩礁に立てられた白い紙からしろかみさんと呼ばれるようになったそうで、阿智神社の起源と同じ海の守り神です。

    1. そうかも知れませんね。
      人の願いは同じで、霊験あらたかな神様が次々に招聘されていったのでしょう。

  2. 岡山市の百間川の古墳の推移を見ても、古い時代のものは操山の比較的高所から、現在の百間川の川底へと次第に人類が低い所に住むようになっています。それは、洪水によって山地からの土砂が堆積して高度ができたということのようです。だから、高くなった分だけ、津波にも抵抗力があると思います。あくまで相対的な問題であり、また素人考えですが。
    もう一点、money.childさんのコメントを見て、はっとしたことがあります。私の友人で白神という人が阿智神社の総代をしています。

    1. なるほど、堆積には思いが及びませんでした。
      と言う事は、倉敷は高梁川の下流ですから、私の実家の辺りの土が堆積しているのでしょうね。
      倉敷が余計に身近になった気分です。

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