こつそりと鳥の来てゐる枇杷の花

去年は柿が生り過ぎてずいぶん残りました。それに数が多かっただけ粒が小振りでした。それでこの冬の間にしっかりと剪定して、今年は少数精鋭で大きな実を生らそうと思っています。と言うことで年が明けてその選定作業に入りました。ところが素人の悲しさで、伐り方がよく分からないのです。そこで、基本的に昨年残った所は採り難い所、だから今年生っても採らないだろう、だから切れば良い、と判断してバサバサと切っていたら、いつの間にかツンツルテンになってしまいました。まあ、去年が生り年だったから、普通に考えれば今年はならない。だから、「去年あれだけ生ったからなあ」との言い訳は出来ますが、、、。掲句はその側にある枇杷の木、生意気なヒヨドリにいじめられないように、小さな鳥は隠れるようにして蜜を吸いに来ます、、、。(2014年冬詠)

「こつそりと鳥の来てゐる枇杷の花」への2件のフィードバック

  1. 先日何の番組だったか覚えていませんがいちじくの畑の映像を見ました。
    見事に剪定されて枝が低く横に伸びていて実が生っても採りやすく作業が楽そうでした。
    大阪で住んだ専用庭付きのマンションにはいちじくの木が有りましたがこちらは縦に伸び放題、実は成りましたが採り難かったです。
    上手な剪定は大きな実を付けるだけでなく、採り易さ作業のし易さまで考慮している様です。

    1. そうなんです。
      そこが難しいのです。
      今朝は雪でした。事実上の初雪です。
      もう解けましたが、空からはまだちらちら、、、。

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