俳人や上見て残暑あびてをる

手帳を片手に、なにやら難しそうな顔をして、上のほうばかり見ている。時折独り言をつぶやき、手帳になにやら書きとめている。こういう人はたいてい俳人です。(2011年秋詠)

「俳人や上見て残暑あびてをる」への4件のフィードバック

  1. 人間は何かを考えたり、思いだそうとする時に上を向くのは何故なんでしょうか?
    医学的な説明はつくのでしょうか?不思議です。

  2. 本当にね。俳人は廃人に見られるので気をつけなければなりません。先日は、先生が、ジャズ喫茶オンサヤの階段の上から踊り場を十分ほどじっと見下ろしていらしたので、ひやひやしました。我を忘れるようでなければ、このような句はできないようです。

    秋来れば秋の名盤ある茶房   宏己

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