北向の窓の明るさ柿熟るる

我家の裏には二階ぐらいの高さでJRの土手があり、姫新線が走っています。国鉄時代と違い、JRになってからは殆ど手入れをされることが無く、放って置けば茂った草や木が我家まで迫って来ます。仕方が無いので私が草刈をします。その代わり土手の斜面は、我家の庭の一部になっています。花もありますが、柿、無花果、枇杷、ポポと果実の生る木もたくさん植えてあります。何と言っても古いのは柿で、借家住まいの頃に育てていた木を移植しました。ですから三十年以上の古木ということになります。少ない年もありますが、それでも毎年実をつけてくれる、働き者です。(2000年秋詠)

「北向の窓の明るさ柿熟るる」への3件のフィードバック

  1. カキにイチジク、びわ、ポポですか、いいですね。ポポは初めて聞きました。
    どんな実が付くのですか?
    子供の頃の我が家には、カキ・イチジク・グミが有りました。学校から帰って裏の柿の木に登って大きな実を採るのが楽しみでした。弟と大きさを競って、量りを持ち出した事も有ります。
    あれから半世紀、柿の木も年を取りました。最近は実が小さくなったなった様です。

    1. 形は開いていないアケビ、大きさはさまざまですが、大きいものはサツマイモの中ぐらい、色は薄緑、味はアボガドに似ていると言うのですが好き嫌いのハッキリ分かれる味です。木は柔らかい素直に伸びる木で朴に似た形の柿よりは大きめの葉っぱをしています。私は一度食べただけですが、妻はことのほか気に入っているようです。お通じに良いとか、、、。

  2. 貸切の築山ってところですね。柿も無花果も枇杷も大好きなので、羨ましいことです。野趣あふれる果物は、スーパーで買っても美味しくありませんからね。ポポの実は先日川上町へぶどう狩に行ったときに、売っているのを見ました。売り場のおじさんもアドガボに似ていると言っていました。濃厚そうで手が出ませんでしたが。

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