晴るる日の予感の霧の流れけり

秋が深まるにつれ岡山県北部では霧に包まれた朝を迎えることが多くなります。霧が深いのは晴れる日のしるしですが、霧が消えるのは遅くて、お昼ごろになってしまうことさえあります。掲句は美咲町大垪和西の棚田(日本の棚田百選)に句友を案内したときの句。着いた時には棚田全体がすっぽりと霧に包まれた寒い朝でしたが、歩き出すと待っていたかのように霧が流れ、太陽が覗き始めるのでした。その時の句を少し続けます。<その1>(2009年秋詠)

「晴るる日の予感の霧の流れけり」への1件のフィードバック

  1. 冬の霧はそうでしたね。
    小学校の南に鶴首山が有り、冬は太陽が顔を出すのがよけいに遅かった覚えが有ります。
    中学校や高等学校は川を挟んで反対側に有ったのでそこまででは無かった事を思うと、小学校も反対側に建てて有れば良かったのにと思います。

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