柿もげば柿の冷たさ手の中に

子どもの頃にはよく柿採りをさせられた。学校から帰って姉と行くことが多かった。下から竹竿の先に割れ目をいれたもので採ったり、木に登ったりして採るのだが、木に登ると晩秋のこの頃は空気も冷たく、十分に冷えた柿は掌を冷やした、、、。今思えば、どうしてあんなに沢山の吊るし柿を作っていたのだろう?毎年窓という窓を塞いでしまうほどの吊るし柿を作っていた。それをきっちり消費していたのだから、、、。(1999年秋詠)

「柿もげば柿の冷たさ手の中に」への10件のフィードバック

  1. 2階の窓にずらっと吊るされた柿を今か今かと待ち遠しく見ていました。
    もういいだろうと思って食べるとまだ渋が抜け切っていないなんて事も記憶に有ります。
    さつまいも、なんば、栗、さとうきび、そら豆、いちじく、グミ、ゆすら、ザクロ、なつめ、すいか、トマト、きゅうり、さしっぽ、しいな、菱の実、蓮の実、蜂の子・・・、市販のお菓子の出番が少ない時代でした。

  2. 牛二さんはいい思い出をたくさんお持ちですね。ずらりと並んだ秋の実りはビタミンとミネラルの宝庫ですね。今の子供たちのおやつは塩分の摂りすぎか砂糖の摂りすぎのどちらかでしょう。

  3. 皆様 こんにちは。
     久し振りの静かな雨、こんな雨は 良いですね。
     もっともっと冷え込んでくると、良い吊るし柿が出来上がりますね。
    牛二さんは 柿採りの手伝いをなさってたのですね、私は家族で夜なべにする
     柿剥き。干し上がった柿は 上出来の分から親戚へ送られてゆき、
     出来の悪いのが私たち弟妹のおやつ。
    money.child さんは 私の知らない珍しい物も何種か有って、自然豊かな子供時代ですね。
     

  4. 紫野さんがご存知無いのは何でしょう?
    家族で夜なべで柿の皮剝き等やりましたね。おかげで包丁を使うのが上手になりました。
    今でも役立っています。

  5. money.child さま
    きゅうり迄は 解ったと思ってましたが、ご質問にお答えしようと思って再度拝見して、なんば?おや なんば?黍とか呼ぶような、、、かな、当たりでしょうか。さしっぽ?解らない。しいな?団栗?以下は解ってはいるけど味わった事ない物かな です。→菱の実、蓮の実、蜂の子・・・元気が出そうで紫野向きみたいだけど、きっと食べられないかな。

    1. 「さしっぽ」は「虎杖(イタドリ)」のことです。このあたりでは「サイジンコ」かな。
      「しいな」は「酸葉(スイバ)」、このあたりでは何と言うのかなあ?

  6. 牛二さん、説明ありがとうございます。
    さしっぽやしいなを食べるためにポケットに塩を入れて遊びに行きました。
    なんばはとうもろこしです。

  7. 皆様 こんばんは!
    牛二さん いつもここを利用させて頂いて有難うございます。
    お写真が鮮やかな赤に様変わりしましたね、綺麗です。

    牛二さんも money.child さんも 色々な呼び名をご存知でしたね、
    「さしっぽ」は「虎杖(イタドリ)」 「しいな」は「酸葉(スイバ)」 「なんば」は とうもろこし」でしたか。地方によって大分呼び名が異なりなすね。さしっぽ しいな なんて呼んだこと無かったわ。さいじんこ とか すかんぽ それから しいな は しいしのとう でした。
    money.childさんのお書きのように お塩付けて食べてたのは 一緒!
    この頃 一つの事に集中してると あとの事は みな 忘れるの、、、もしや と思うけど。。。
    昨夜も money.childさんに 書き忘れましたね、子供の頃 柿の皮剝きなさってたのですね、包丁使い上手になられたとか 秋は特に果物の出番が 多いから きっと 大助かりだと思います。

     

money.child へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です