冬の灯の笑ひ声する納経所

これも一番札所霊山寺での句です。本堂を見学していると笑い声が聞こえてきました。見ると、本堂の右手に部屋があり、明りが灯っています。納経所でした。新米のお遍路さんに何やら説明されているのでしょう、時々笑い声が混じる、優しそうな話し声がしていました。本堂の薄暗さと、納経所の暖かそうな灯の色の対比が印象的でした、、、。(2011年冬詠)

「冬の灯の笑ひ声する納経所」への2件のフィードバック

  1. 冬の灯が季語なのかと思います。
    冬の灯は解説にもある様に暖かく感じられるから季語になるのでしょう。
    夏の灯も季語になるのですか?

    1. はい、灯は春夏秋冬それぞれ季語になります。
      暖かく見えたり、暑苦しく見えたり、四季それぞれですね。

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