カテゴリー: 2017

見かけは普通の簡素な民家のようだけど、壁に教会と書いた大きな看板があるから教会なのだろう。アルファベットで何やら書いてあるのが宗派なのだろうが、よくわからない。すぐ前の細い道は未舗装、さらにその前は竹藪だ。おやおや、何か動いたと思えばなんとトカゲではないか、、、。（２０１７年夏詠）

吟行途中に見つけた藪の中の小さなお社、一応拝まねばなるまいと小銭を投じ二礼二拍手、手を合せる。人の無いのを良い事に一人願い事をつぶやいていると、耳元に何やら嫌な予感、しまったと思った時にはもう遅かった。痒いのなんの、、、。（２０１７年夏詠）

吟行を終えていかしの舎まで帰り、ちょっとお休みとばかりに縁側に横になる。上を見ると立派な梁がある。さすがと感心しながらよく見ると、立派な梁にも虫食いの跡が、、、。（２０１７年夏詠）

いかしの舎茶房にて。いつもは閉まっている大きなガラス戸が開いている。外にも席が用意されているのかな？中にも気持ちの良い風が入って来る。まさに薫風、、、。（２０１７年夏詠）

つい仰いでしまうのが寺の大屋根。五月の空を背景に絶妙な反りを見せる屋根を仰いでいると、いきなり屋根の上に白い腹を見せて上昇する燕が現れた。燕は現れると同時に速度を落とし、次の瞬間にはもう角度を変えて速度をあげる。見とれる間もなく、たちまちに頭上を過ぎて行った、、、。（２０１７年夏詠）

「天気が良くて、暑からず、寒からず、程よい風が吹く日」と注釈が必要ですね、今年の天候では、、、。（２０１７年夏詠）

やはり少し早い気はしますが黄菖蒲が咲き始めました。川縁の緑の中に一輪二輪と増えて行きます。気持ちの良い風が吹いています、、、。（２０１７年夏詠）

山がきれいです。ことに雨の後、柔らかい、色に力みがない、いいところだらけです、、、。（２０１７年夏詠）

山間の田んぼは田植えが早い。句会への途上で見かけたそんな田んぼの一つ、もういつ植えても良い状態なのだろう、田んぼの水は澄み、すぐそばに迫った山藤が見事に映っていた、、、。（２０１７年春詠）

夏です。どうやら去年はにわか雨があったらしい、、、。（２０１７年夏詠）