雨戸繰るそこに輝く蜘蛛の糸

掲句のように開けた雨戸のむこうなら良いのですが、無防備に出た朝の庭でいきなり顔を覆い来る蜘蛛の巣、いやですねえ。また一年が過ぎてそんな夏がやってきました。いきなり捕虫網で掬われる蝉や蜻蛉の気持も分からないでもないなあと、、、。(2016年夏詠)