少年の自画像青し夏来る

機会が少ないので何かしら見つけては入ってみる絵画展。外の暑さから逃れられるのもその目的の一つだから、内容の良し悪しはあまり気にしない。いつもの通りサラリと流していると、この自画像の前で足が止まった。作者の年齢は書かれていないが、描かれている顔は高校生ぐらい、基調となっている沈んだ青の色が、ある時期の青春そのものという感じがして、良い画だと思った、、、。(2016年夏詠)