冬の雨捨田休田へだてなく

句会へ山道の国道を抜けて行くと、至る所に使われなくなった田圃があります。私の実家の田圃もそうです。稲作を止めたのは父ですが、きっと苦渋の決断だったのでしょう、帰省した私に謝りながら止める事を話しました。田舎を後にしている私には賛成も反対もする権利はありませんし、どちらかと言うと賛成でした。無理はしないで欲しいとか何んとか言ったように思います。あれから何年でしょう、そのような田圃を見ると、どうしても田舎を思い出してしまいます、、、。(2016年冬詠)