店奥にこちら見る顔秋深し

某商店街吟行での句。平日の午前中ともなれば客の少ないのは致し方ないのだろう。店の灯りも少なめ、その奥のほうからこちらを見ているご主人らしき顔と目が合った。見れば客ではないのは分かるだろうが、多少は期待しているらしい心がその表情に見て取れた、、、。(2017年秋詠)