人間が普通に歩くと蚊はついて来られないから刺される事は無いと何処かで聞いたような記憶があります。でも老犬はそうは行きません。狙われるのです。同じ速度で歩いていても、私より犬のほうが狙われます。気づけば追っ払ってやるのですが、少し経てばまた、、、。(2018年秋詠)
月: 2019年9月
まだ青きどんぐりを踏む風の後
昨年の台風の後の某神社での句です。句に出来るぐらいだから良いのですが、、、。(2018年秋詠)
秋旱草にとどめの除草剤
空模様のはっきりしない日が続いていますがこんな句を。我が家はペットがいますので基本的に除草剤は使いません。でも使いたくなる時はあります。伸びた雑草が旱で青息吐息になっているのを見ると、今除草剤を撒くときっと効果抜群だろうなと、ふと思うのです、、、。(2018年秋詠)
幼稚園バスの2525秋高し
賑やかに飾った幼稚園バスのナンバープレートは「2525」、ニコニコでした、、、。(2018年秋詠)
湯気吹いて新米匂ふ炊飯器
収穫が始まりました。トラックで運ばれるコンバイン、新米を運ぶ軽トラ、数枚の刈後、しばらく静かだった周辺が急に賑やかになって来ました。かと言って我が家に変化があるわけでは無く、掲句の新米はスーパーで買ってきたもの、、、。(2018年秋詠)
爽涼やまずは遠近眼の運動
だいぶ涼しくなったが爽涼と言えるのはやはり朝日の出るまでの一時だろう。その程よく明るさがある爽涼の空気の中で遠くを見ながらいつぞや書いた事がある眼の運動をする。右回り、左回り、遠近、遠近、、、。(2018年秋詠)
白鷺の舞へば川面の影も舞ふ
白鷺は夏の季語ですがその影を映す川は、夏よりも水に落着きがある秋に入ってからのほうがきれいに映るように感じます、、、。(2018年秋詠)
雨三日庭に図鑑で見し茸
今年の秋はどうした事でしょう。と思っていたら昨年も雨が続いた事があったようで、掲句を残していました。どんな茸だったかは既に記憶の彼方へ、、、。(2018年秋詠)
思ふまま伸びて狗尾草の原
昨年の河原、水害復旧工事が始まる前の手つかずの元芝生は、なぜか一面の猫じゃらしの原っぱになってしまいました。今年は復旧工事が終り、新しく貼られた芝生が青々と程よく伸びて元の風景に、、、。(2018年秋詠)
一番に染まる一本櫨紅葉
本当はもう少し後なのですが九月一日ですのでこの句を。河原に自生した、まだ背の低い櫨の木、葉数も少ないのに真っ赤に染まって自己主張、、、。(2018年秋詠)