外は雨。格子窓の向こうを傘を差した人々が通り過ぎる。雨も斜め傘も斜め、、、。(2020年夏詠)
タグ: 梅雨
恐るべし梅雨に伸びゆく南瓜蔓
捨てた南瓜の種から今年もやっと芽が出てきました。さあ、伸びろ伸びろ、どんどん伸びろ、、、。(2020年夏詠)
降るでなし降らずでもなし梅雨近し
九州南部、四国と梅雨入りし、中国地方ももうすぐだとおもっていたら、そうでもなさそう。天気予報にしばらく雨マークなし、、、。(2019年夏詠)
梅雨末期いきなり空の抜けて雨
そろそろと言いながらどうやら今週も曇り空が続きそう、、、。(2018年夏詠)
添乗員手持無沙汰に梅雨滂沱
句会場の外が観光バスの駐車場になっている。窓の外を見ると、それとわかる小旗を持った添乗員が手持無沙汰に屋根の下で雨を眺めている。そろそろ梅雨明けかな、、、?(2018年夏詠)
手を出せば届きさうなる梅雨の空
昨年の梅雨空です。今年も近づいているようには思うのですが、、、。(2018年夏詠)
梅雨空の晴れよと下津井節続く
お世話してくださった方の勤め先「むかし下津井回船問屋」での食事と句会、下津井節も流れていました。楽しい一日でした、、、。(2018年夏詠)
路地細しどの家も梅雨のもの干して
これも下津井吟行での句、先日の路地風景です。束の間の梅雨の晴間、密集した家並みのそれぞれの家が、工夫して目いっぱいの洗濯物が干してある、、、。(2018年夏詠)
みちくさの少女水色梅雨の傘
掲句は去年、近所の小学三年生の女の子、近くに子供がいないものだから一人で道草をしながら帰って来る。大きな水色の雨傘でまるで傘が歩いているようだった、、、。(2018年夏詠)
あるもので済ませ一人の梅雨籠り
暦の上では今日が入梅です。今年はどんな梅雨になるのか分かりませんが、昨年のような豪雨にだけはなりませんように。何事もほどほどに、、、。(2018年夏詠)