塀の上這うて南瓜の花となる

掲句は去年の南瓜。今年も捨てた種から生えて来た南瓜が一本だけ蔓を伸ばしています。遅かったのでまだ花とはならず、やっと塀の下にたどり着いたところです。なんとか育って欲しいものです、、、。(2020年夏詠)

ひとりでに生えて南瓜の花開く

と、これは昨年の句です。毎年埋めた生ごみから南瓜の芽が出て、やがて花が咲き、気づけばいくつかを収穫、このサイクルを繰り返していたのですが、今年はどうやら生えてこないようです。たまには土を休ませなさいと言う事なのでしょうね、、、。(2018年夏詠)

洋館のフェンスは白し南瓜咲く

毎年のことですがコンポストに入れたカボチャが芽を出しました。せっかくだからそのまま植えて置いたらいつの間にか大きく育って、ついに生垣を突き抜けてしまいました。今50Cmほどでしょうか、生垣の上に覗いています。花も咲いていますが、まだ雄花ばかりです。何個か収穫できれば良いのですが、、、。掲句は散歩途中にあるお宅、、、。(2014年夏詠)