夏の夜の軋みて止る京津線

<その4>関西には読みにくい地名が多いですね。今回では「御陵」(みささぎ)とか、「膳所」(ぜぜ)とか。地名ではありませんが「京津線」(けいしんせん)とか、、、。御陵で乗り換えて、京津線で浜大津へ。電車は信号待ちらしく、浜大津の手前で止まっていましたが、動き出した途端にぐぐぐっと大きく右にカーブしました。まるで交差点で信号待ちをしていたバスが右折するような、電車では経験したことのない動きでした。そしてそのままゆっくりと浜大津駅に滑り込み、大きく軋みながら止ったのです。(2012年夏詠)