踏切のあり白木蓮の見ゆる家

踏切で止まると右に家がある。よく手入れのされた庭。年に何回か庭師の姿を見かけるし、ご主人も時々手入れをされている。白木蓮がある。これも程よく手入れされた高さで生垣の向うに覗いている。咲き初めて散るまで、踏切で止まる度に何度も楽しめる。遮断機が下りていなくても長めに止まって見ていたい、、、。(2023年春詠)

料峭や旗棹を打つ旗の紐

暖かくなったり寒くなったり、なかなか寒さが抜けませんね。カンカンと空から降って来る旗竿の金属音が寒さを誘います、、、。と、この句を用意したのですが、どうやら今日から暖かくなるようですね、、、。(2022年春詠)

山笑ふ五合目からのシャトルバス

備中松山城のシャトルバス、五合目から八合目(ふいご峠)までのようです。実際は平日だったのでふいご峠まで自家用車で登れました。もう何年も前の事です。ふと思い出して句にしたのが昨年、、、。(2023年春詠)