蜂の巣の蜂のゐぬ間の捕獲かな

アシナガバチのまだ作り立ての小さな巣、一匹だけ成虫の蜂がうろうろしている。辛抱強く待って、出かけるのを待って巣を捕獲、可哀そうだが刺されるのは嫌だから仕方ない。蜂も蜂の巣も春の季語ですが、活動が活発なのはやはり夏ですね、、、。(2022年夏詠)

熊蜂の見に来る俄仕事ぶり

蜻蛉と同じで蜂もまた好奇心の旺盛な昆虫と思う。蜻蛉が寄ってくるのはどうって事ないが蜂は困る。雀蜂なんてとんでもない。子どものとき、冬の庭に落ちている雀蜂を、死んでいるものと思って触り、痛い目にあったことがある。熊蜂はずんぐりむっくりした体型で、体は大きいがおとなしい好奇心旺盛な蜂。庭仕事をしているとよく寄ってくる。あえて刺激しなければしばらくすれば飛んでいく。刺された記憶はない、、、。<俄仕事-4>(2012年春詠)