散歩途中で見つけた甲虫の雌。「おや、どうしてこんなところに?」と思うような場所。死んでいるのかと思えば足が動いている。つまんで横の草むらへ、、、。(2021年夏詠)
投稿者: 牛二
谷川を挟み花合歓枝たわわ
谷川沿いの山道を走っていて気付いた川向うの合歓の花。この谷川沿いの道、春には桜、梅雨時には白化した木天蓼、それから合歓の花と次々に目を楽しませてくれる。脇見運転要注意の道、、、。(2021年夏詠)
月涼し寝る前にするストレッチ
涼しければ天気が悪い。天気が良ければ暑い。なかなか条件が揃いませんね。掲句は昨年、こんな句を残しているのですからたぶん天気が良くて涼しい夜だったのでしょうね、、、。(2021年夏詠)
打水のとたんに乾きゆく早さ
藁にも縋るつもりでしてみた打水が打ったところから乾いてゆく。暑さ極まる、、、。(2021年夏詠)
蟻の列どちらが頭とも言へず
庭を横切って続く蟻の列、、、。(2021年夏詠)
肌脱の肩に接種の跡二つ
昨日の続きのような句になりましたが別の場面です。今もするのでしょうか、、、。(2021年夏詠)
ワクチンの列に一人の夏帽子
先日四度目のワクチン接種に行ってきました。ワクチンもだんだん慣れっこになって、もう何度でも来い!と言った感じになって来ました。掲句は昨年の二度目のワクチン接種での句、後姿です、、、。(2021年夏詠)
表から裏まで網戸風通る
我が家の究極の暑さ対策でしたが近年の夏には対応できなくなりました。無理せずエアコン、、、。(2021年夏詠)
青蔦に風のゆらぎの移り行く
アイビースクエアの一面の蔦の壁に風が吹く。蔦が大きく揺れて、その揺れが風の動きにつれて移動してゆく。暑いのに涼しい揺れ、、、。(2021年夏詠)
万緑や湖も万緑山映す
昨年の旭川水系のダム湖、句会への途中での句です。今年は句会へ行けずダム湖の道も一度も通っていません。今年は旭川水系は水不足とか。万緑の代わりに湖底に沈んだ村が見えているかも知れません、、、。(2021年夏詠)