コンテンツへスキップ

犬と歩けば

渡辺牛二の俳句ワールド

  • Home
  • About
  • Profile
  • Home
  • About
  • Profile
犬と歩けば

投稿者: 牛二

枯芒濡れて亡者の手のやうに

いつかどこかで見た地獄絵図のように、盛りを過ぎた濡れた芒の群が、まるで亡者達が手を上げているように見える。土手の上から眺めた冬の河原の景、、、。(2020年冬詠)

投稿者 牛二投稿日: 2021年11月13日2021年11月11日カテゴリー 2020タグ 冬, 枯芒枯芒濡れて亡者の手のやうに への2件のコメント

初時雨峠二つを越えてより

昨年の初時雨。倉敷の句会への途上、国道429にて、、、。(2020年冬詠)

投稿者 牛二投稿日: 2021年11月12日2021年11月9日カテゴリー 2020タグ 冬, 初時雨初時雨峠二つを越えてより への2件のコメント

コロナ一年マスク美人の増えしこと

ここへ来て下げ止まり感のある岡山県の感染者数、心配です。掲句は昨年、今年はさらに工夫が進み、皆さん美人になられています、、、。(2020年冬詠)

投稿者 牛二投稿日: 2021年11月11日2021年11月9日カテゴリー 2020タグ マスク, 冬コロナ一年マスク美人の増えしこと への2件のコメント

夢丈庵背山前山冬紅葉

もう一句。夢丈庵は仙人の庵の名前、京都にある鴨長明の方丈庵を参考にして、テント暮らしをしながら一人で建てたそうです。本当にカーナビも役に立たない山の中でした、、、。(2020年冬詠)

投稿者 牛二投稿日: 2021年11月10日2021年11月9日カテゴリー 2020タグ 冬, 冬紅葉夢丈庵背山前山冬紅葉 への2件のコメント

漢一人溶け込んでゐる冬の山

昨日の仙人、とても真似のできるものではありませんが、羨ましい気持ちも少し、、、。(2020年冬詠)

投稿者 牛二投稿日: 2021年11月9日2021年11月6日カテゴリー 2020タグ 冬, 冬の山漢一人溶け込んでゐる冬の山 への2件のコメント

落葉より他に音なき杣の昼

大阪から来て自分で小屋を建て、電気も水道もない暮らしをしている仙人を訪ねた時の句。その小屋から見た風景が今ヘッダーに使っている写真。心豊かな方です、、、。(2020年冬詠)

投稿者 牛二投稿日: 2021年11月8日2021年11月5日カテゴリー 2020タグ 冬, 落葉落葉より他に音なき杣の昼 への4件のコメント

爪研いで猫の出掛ける小春かな

立冬、いよいよ冬です。とは言うものの、過ごしやすい日々が続いています。もうしばらくはこのままであって欲しいものです、、、。(2020年冬詠)

投稿者 牛二投稿日: 2021年11月7日2021年11月5日カテゴリー 2020タグ 冬, 小春爪研いで猫の出掛ける小春かな への2件のコメント

片足を上げ神鶏の秋日受く

掲句は昨年、阿知神社の大きな鶏小屋に二羽の白色レグホン、だったのですが、先日行くとなんと顔が黒い???。よくよく見ると白色レグホンではなく、烏骨鶏が二羽に、、、。(2020年秋詠)

投稿者 牛二投稿日: 2021年11月6日2021年11月1日カテゴリー 2020タグ 秋, 秋日片足を上げ神鶏の秋日受く への2件のコメント

晩秋の残り少なき日を惜しむ

秋もあと二日。このところ落ち着いた天候で秋らしいのですが、もう、、、。(2020年秋詠

投稿者 牛二投稿日: 2021年11月5日2021年11月1日カテゴリー 2020タグ 晩秋, 秋晩秋の残り少なき日を惜しむ への2件のコメント

秋の昼とろりと光る湖の水

暖かい午後、なんとなく粘度を持ったように見える水、、、。(2020年秋詠)

投稿者 牛二投稿日: 2021年11月4日2021年11月1日カテゴリー 2020タグ 秋, 秋の昼秋の昼とろりと光る湖の水 への2件のコメント

投稿のページ送り

前のページ 固定ページ 1 … 固定ページ 146 固定ページ 147 固定ページ 148 … 固定ページ 500 次のページ
2025年11月
日 月 火 水 木 金 土
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
« 10月    

最近の投稿

  • 小春日やジャズの流るる丼屋
  • 受け継ぎし遺伝子の業木の葉髪
  • 故郷に仰ぐオリオン明け近し
  • 石蕗の花を洗ひて昨夜の雨
  • 今更と思ふ夏日の冬初め
  • 冬といふ一字に来たる寒さかな
  • 天気図の西高東低冬隣
  • 葉の裏に耐えて日を待つ秋の蝶
  • 秋深しちびりと舐むるウイスキー
  • 湯気のたつ朝のコ―ヒ―文化の日
  • 秋澄むや遠く一つのはぐれ雲
  • 何も無き事の幸せ草の花
  • 敵在らず自由に育つ毒茸
  • 蟷螂のその抜殻となり吹かる
  • 一雨に進む季節のすがれ虫
  • 遠山に日矢さしてをり秋時雨
  • 漣の走る湖面やそぞろ寒
  • 指先に冬の近づく散歩かな
  • 人一人在らず野の果泡立草
  • 鰯雲隙間の空の海の紺
  • 秋日濃し廃品回収にぎやかに
  • 朝霧に水脈寄せてゆく鴨の二羽
  • やや寒し雲より低く軍用機
  • 残されし晩稲一枚刈田中
  • 身に入むや草に覆はる猫の墓
  • 虫の声唐突に止み残る闇
  • 新豆腐朝より湯気の立つ工場
  • タケコプターあればと思ふ紅葉山
  • 武家屋敷意外に狭し柿熟るる
  • 鴨渡る山湖一夜の宿として

最近のコメント

  • 小春日やジャズの流るる丼屋 に 牛二 より
  • 小春日やジャズの流るる丼屋 に money.child より
  • 受け継ぎし遺伝子の業木の葉髪 に 牛二 より
  • 受け継ぎし遺伝子の業木の葉髪 に money.child より
  • 故郷に仰ぐオリオン明け近し に 牛二 より

アーカイブ

カテゴリー

タグ

  • そぞろ寒
  • 万緑
  • 五月
  • 冬
  • 冬ぬくし
  • 冴返る
  • 台風
  • 囀
  • 夏
  • 夏暁
  • 夏燕
  • 天高し
  • 山笑ふ
  • 待春
  • 新年
  • 春
  • 春の鴨
  • 春光
  • 春炬燵
  • 柿
  • 桜
  • 梅
  • 梅雨
  • 梅雨晴間
  • 汗
  • 浅春
  • 涼し
  • 深秋
  • 着ぶくれ
  • 石蕗の花
  • 秋
  • 秋の蚊
  • 秋日
  • 秋時雨
  • 秋暑し
  • 花
  • 花冷
  • 落葉
  • 蛇
  • 蛙
  • 蝉
  • 雪
  • 青田
  • 風光る
  • 鰯雲

ブックマーク

  • くまさんのblog
  • 合歓の会
  • 着物のお仕立てお直し承ります
  • 週刊俳句 Haiku Weekly
  • Home
  • About
  • Profile
  • Home
  • About
  • Profile
犬と歩けば Proudly powered by WordPress