牡丹にビニール傘の一つずつ

毎年一度は近くにあるお寺の牡丹祭りに出かけるが、多くの牡丹を咲かせるのは難しいらしく、なかなか見頃に行き合うことがない。掲句は近所のお宅の牡丹、数株の牡丹それぞれに真新しいビニール傘が差しかけてあった。そぼ降る雨の中で、透明なビニール傘を通して見える紅い牡丹が何とも言えず美しかった。牡丹に雨傘を差しかけてあるのはよく眼にする光景だが、使い古しの傘ではこうは行かないだろうと思った、、、。(2013年夏詠)

「牡丹にビニール傘の一つずつ」への4件のフィードバック

  1. 鎌倉の鶴岡八幡宮の牡丹はビニール傘では無かったけれど同じ様に雨除けが施され見事な花が咲いていました。
    上4のせいか、山頭火的な雰囲気ですね。
    狙ったのですか?

    1. これは俳句的としか言えませんが「ぼうたん」と読みます。
      ひらがなのほうが良かったかな?

  2. なるほどそうなんですか、ぼたんと読んで山頭火的な雰囲気も有りかと思います。
    ひらがなより漢字の方が良さそうですね。
    yomogido.com 状況改善されたようです。

    1. 昔のように頭が働かなくて苦労します。
      とりあえず当分はもちそうです。
      ネットから悪意が無くなれば、その経済効果は莫大だろうと思います。
      昔は良かったなあ、、、。

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