そろそろ仕舞わなくては、、、。(2023年春詠)
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兄弟の四人四辺に春炬燵
昨日の句の続きです。コロナ禍を理由に法事の後の住職を交えての会食は無し。実家に戻って炬燵に入って兄弟仲良く暖かく、、、。(2023年春詠)
春炬燵触れてやさしき猫の背ナ
触り心地の良い猫の背、なんて思っていると爪が出て来る。要注意、、、。(2023年春詠)
寝てゐても動く猫の尾春炬燵
このところの暖かさでさすがの猫も炬燵の外側で寝っ転がっています。もっともその炬燵もすでに「火の無い炬燵」状態なのではありますが。眠っているのか起きているのか、話しかけると尻尾だけは器用に動きます、、、。(2022年春詠)
猫一匹人間二人春炬燵
現在の我が家の陣容です、、、。(2022年春詠)
知らぬ間に日差傾く春炬燵
なかなか抜け出せないのが春炬燵、暑いと思いつつ入っているのだから始末が悪い。テレビなんぞ見ているとつい時間が経ってしまいます。傾いた夕日がちょうど座っている位置の側頭部ぐらいにじんわりと当たってくるのです。外を見ると真っ赤な夕日、まるで炬燵に入っているのを責められているような気分になります、、、。(2021年春詠)
広告の多き新聞春炬燵
なかなか炬燵を離れられません、、、。(2019年春詠)
ぐうたらな犬猫私春炬燵
暖かくなればなったで離れ難い炬燵、うとうとと至福の時間が、、、。(2018年春詠)
春炬燵何するでなく時流れ
いよいよ平昌オリンピック、細かいことは言わずに炬燵の中で何するでない時を過ごそう。見ているつもりがいつの間にか眠ってしまい、終わったあたりで目が覚めるのだろう。こんなことで良いのかご同輩、、、。(2017年春詠)
久闊を叙して足出す春炬燵
三月も今日まで。炬燵との別れも近づいて来た。掲句は昨年、久しぶりに訪ねた友人宅の春炬燵。挨拶が早かったか、足を入れるほうが早かったか、、、。(2016年春詠)