朝玄関のドアを開けて天気が良いと気持ちが良い。春は殊更にそんな気がする。風ばかりではない、すべてが光っているように感じる、、、。(2025年春詠)
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自転車の少女膝出し風光る
2月も今日まで。いつも寒そうに見えていた自転車通学の少女、少しは楽になったかな、、、。(2025年春詠)
菜園に新しき畝風光る
しばらくお休みだった菜園、ある朝通ると昨日までと違って綺麗に整理されている。土の色が新鮮で、新しい畝がいくつか出来ている。何を植えられるのか、他所の事とは言え楽しみ、、、。(2024年春詠)
白壁の高き酒蔵風光る
立派な酒蔵。ほんのりと酒の匂いがしてくる、、、。(2024年春詠)
水張りし防火用水風光る
今時珍しい昭和の映画に出て来そうな防火用水。コンクリート製の四角な形で、正面に漢字で防火用水と書いてある。旧道沿いの古い家並の塀の前、、、。(2023年春詠)
川土手にする立話風光る
しばらく会わなかった自転車を押して一駅を歩く人に、散歩途中の土手で出会い、しばらくの立話。聞くとまた新しい仕事を始められたとか。それでここを通る時間帯も変わりましたと。退職以来休日の私、頭が下がります。写真を撮ってくださいと渡されたのはスマホ、逢わないうちにこちらも進歩、、、。(2022年春詠)
風光る満艦飾の雨上がり
待ちに待った雨上がり、待っていましたとばかりに干される洗濯物。こんな句を残しているのできっと昨年は雨が続いてこんな光景だったのでしょうね。今年は、雨は少ないですね。その代わり暑い、、、。(2021年春詠)
水門のペンキ塗り立て風光る
川土手に設けられた水門、冬の長い間工事中の看板が出ていたがやっと終わったらしく、ある朝看板が「ペンキ塗りたて」の表示に変わっていた。色は薄いブルー、春の川によく合う。あれから一年、もちろん看板はもう無い。水門の薄いブルーはそのままだがすっかり景色に溶け込んだ色になっている、、、。(2021年春詠)
風光る同じ形の屋根三つ
風光るはいかにも春らしくて好きな季語です。こんな日は歩いていてもついつい遠くを眺めてしまいます。広い田圃の向うに同じ形の屋根が三つ、私が住み始めたのと同じぐらいに出来た宅地の三軒です。どの家も同じように古くはなりましたが、同じように恙ない暮らしぶりが見える三軒の家です、、、。(2020年春詠)
疎水へと堰の水音風光る
散歩コースの終点に大きな堰があります。大川を斜めに堰いてその先の取水口が灌漑用の水路へと繋がっています。私が見るのはその堰までですが、そこから先の水路は江戸時代に出来た全長16キロに及ぶものだそうです。川土手を歩いて行くと堰の水音が遠くまで聞こえてきます。それと同時に白い壁となって堰を越える水流が見えて来ます。四季おりおりに楽しめますが殊に春になって上流の雪解け水が加わるこれからが見頃になります、、、。(2020年春詠)