恋の季節近し、猫も忙しい、、、。(2023年冬詠)
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待春や新しき道出来上がり
続けて待春の句を。何年もかけて出来上がった近くの道、これで我が家の側の道の通行量が減る、と開通を待っていた頃の句。効果抜群、やっと静かになった、、、。(2023年冬詠)
待春の足取軽き二人連れ
散歩で出会った知らない二人連れ、もちろん男と女。一見若そう。春が近いと思えば足取も軽く、いやそれだけでは無いかも知れないな、、、。(2023年冬詠)
待春のこのまま走りだせさうな
ちょっと暖かくなるとこんな気分になってきます。単なる気分の問題で、実際に走り出すと100mも走れないのだろうとは思いますが、、、。(2022年冬詠)
いそいそと待春の猫忙しき
年が明けると急に出かける事が多くなる我が家の雄猫、そろそろシーズンです、、、。(2022年冬詠)
待春のすでに熱持つ雨戸裏
我が家には昔ながらの雨戸があります。と言っても木製ではなく鋼板製の板戸です。だから日差しが当たるとその裏はすぐに熱を持ちます。まだこの時期は心地よい熱さですが夏にはひどい熱さになります。すなわち掲句は天気が良いのに雨戸を開け忘れた日のこと、、、。(2020年冬詠)
待春の眠りむさぼる川の鳥
また待春の句です。待ち遠しくてついつい使ってしまうようです。水鳥達も眠りながら北へ帰る日を夢見ているのかも知れませんね、、、。(2019年冬詠)
待春の菓子舗ののれん菫色
句会への途中、国道を逸れて足守の古い街並を抜けます。その途中にある和菓子屋さん、いつも暖簾の色をチラッと見て通り過ぎます。さすが和菓子屋さん、暖簾の四季おりおりの色がきれいです、、、。(2019年冬詠)
待春の川の煌き見て飽きず
ここ数日は暖かくて待春を通り越してすでに春になったような天気です。ところがどっこい、自然はそう甘くはないですね。掲句は昨年の今頃、、、。(2019年冬詠)
待春の畑に燃やす豆の殻
そろそろ春の準備が始まっている。畑の枯れた雑草と一緒に残されていた収穫後の豆殻が燃やされている。豆殻は燃やすとパチパチと爆ぜる音がして良く燃える。いかにも待春の火という感じがする、、、。(2018年冬詠)