さすがに朝は寒くなりました。天気の良い朝はカーテンを開けて部屋に朝日を入れます。東側の窓から西側の壁に朝日が当たります。これだけで気分的に暖かくなるものです、、、。(2022年秋詠)
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深秋の音も澄みたる峡の村
実家での句です。静かです。遠くの音がよく聞こえます、、、。(2022年秋詠)
深秋やいつも休みの峠茶屋
国道313号線沿いの古いドライブイン、いつも休業の看板が出ているけれど、たぶん実際は廃業なんでしょう。昔何度か寄った事があって、懐かしいお店です、、、。(2021年秋詠)
深秋の日差に匂ふ醤油蔵
酒蔵の匂いもいいが、醤油蔵の匂いも捨てたもんじゃない。食欲をそそられる。日本の匂いだなあと思う、、、。(2020年秋詠)
深秋や石のつもりの鷺一羽
山陰の寒そうな川の中で微動だにしない鷺、たぶん無の境地、、、。(2019年秋詠)
深秋の会釈して過ぐ杖の人
散歩の途中で初めて出会った杖の老人、この時の一度っきりでした、、、。(2019年秋詠)
深秋の朝の日差に背を炙る
散歩コースは川沿いの土手を東に向かって歩き、折り返して西に帰って来る。ちょうど折り返す頃に霧の中から朝日が差してきて背中を炙ってくれる。それが何んとも暖かくて心地よい、、、。(2018年秋詠)
深秋の日差せば心おだやかに
少しずつ冬が近づいて来ます。少しずつ日差が恋しくなってきます。散歩の途中で気づけばポケットの中に手が、、、。(2017年秋詠)
深秋の心解いて行く日差
何だか急に秋が進んで、、、。(2017年秋詠)
深秋の湯宿小さき道しるべ
国道429号線沿いの山の中にある小さな小森温泉、通る度に寄ってみたいと思いつつ寄ったことが無い。古びた建物が忘れ物のように建っている。小さな川が流れ、秋には紅葉が美しく、ますます錆びれた湯治場となって行くように見える、、、。(2014年秋詠)