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犬と歩けば

渡辺牛二の俳句ワールド

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日: 2025年12月22日

一年の底の冬至の夜明かな

やっと待ちに待った冬至かと毎年のように思う日の夜明け、暗い、、、。（２０２４年冬詠）

投稿者牛二投稿日: 2025年12月22日2025年12月17日カテゴリー 2024タグ冬, 冬至一年の底の冬至の夜明かなにコメント

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一年の底の冬至の夜明かな
踏めば鳴る落葉の著き煉瓦道
着ぶくれを極め警備の旗を振る
切株の椅子とテーブル冬日濃し
瞬かぬ星を掲げて枯木立
東より朝日西より時雨雲
赤き実に冬の鵯阿鼻叫喚
チェンソーの音に怒か冬木切る
初氷バケツの柄杓持てば音
遠く聞く夜汽車の汽笛冬の星
すつぽりと耳まで覆ひ冬帽子
何となく老と言ふもの日向ぼこ
頂の雪に日の差す伯耆富士
日差来るところへ並べ冬の鉢
豆苗の株に芽の出る冬厨
恋ふれども故郷遠し冬夕焼
工場のチャイム遠くに冬の霧
従へし星瞬かず冬の月
軒越えて皇帝ダリア冬の月
小春日の日差に曲がる裏通り
一本の冬木を切りて力尽く
美味さうなチラシの数多十二月
人参の葉の豊かなる畝一つ
にほどりの駆けて逃げ行く川面かな
とろとろと工事渋滞冬日濃し
逆光の中の雨脚朝時雨
気に入りのベンチが一つ冬日向
満載の軽トラ大根落しゆく
道端に買ひしみかんの大当たり
冬晴やとなりの空もわが空も

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踏めば鳴る落葉の著き煉瓦道に牛二より
踏めば鳴る落葉の著き煉瓦道に money.child より
着ぶくれを極め警備の旗を振るに牛二より
着ぶくれを極め警備の旗を振るに money.child より
切株の椅子とテーブル冬日濃しに牛二より

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