やっと冬至です、、、。(2022年冬詠)
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宮の柚子一つ頂き冬至の湯
掲句は昨年、「ご自由に・・・」の札付きの箱の中の一個。今年は準備万端、先日所用で田舎に帰ったついでに実家の柚子を採って来ました。自分で柚子を採るなんて何年ぶりの事でしょう。時々触れる刺の痛さも久しぶりでした、、、。(2019年冬詠)
晴れてなほ薄き冬至の日差かな
やっと冬至です。明日から日差が伸びていくと思うと嬉しくなります。掲句は昨年の冬至、今年はどうかと天気予報を見ると、あ~あ、あまり良くないですねえ、、、。(2017年冬詠)
地の底の暗さ冬至の夜明かな
技術屋の性分でついついグラフにして考えてしまう。春分、秋分がプラマイゼロの横線との交点で、夏至で頂点に達したカーブは秋分で再び横線と交わり冬至へと下降する。そしてマイナス最下点が今日、冬至、、、。(2016年冬詠)
緞帳の下るるが如し冬至の日
もちろん寒さはこれからですが、やっと冬の底にたどり着いた感じがします。これからは日一日と夜明が早くなって、昼間が長くなるのだと思うとうれしくなってしまいます、、、。(2014年冬詠)