宮の柚子一つ頂き冬至の湯

掲句は昨年、「ご自由に・・・」の札付きの箱の中の一個。今年は準備万端、先日所用で田舎に帰ったついでに実家の柚子を採って来ました。自分で柚子を採るなんて何年ぶりの事でしょう。時々触れる刺の痛さも久しぶりでした、、、。(2019年冬詠)

地の底の暗さ冬至の夜明かな

技術屋の性分でついついグラフにして考えてしまう。春分、秋分がプラマイゼロの横線との交点で、夏至で頂点に達したカーブは秋分で再び横線と交わり冬至へと下降する。そしてマイナス最下点が今日、冬至、、、。(2016年冬詠)