通りがかりのこども園、何本もあるのです。一本桜も良いけれど、、、。(2023年春詠)
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花追ふて我も一人のパラノイア
私が行く所と言えば限られた数か所に過ぎませんが、それでも毎年何か所かを同じように見に行きます。まるで偏執狂のように、、、。(2023年春詠)
トラックを止めて眠れる花の下
朝まだき、桜堤の端にある駐車スペースに他県ナンバーの大型トラックが一台、長距離を走ってきて、朝一番の配達までをひと眠り、と言ったところか。お疲れ様、、、。(2021年春詠)
樹齢百年樹齢三年花隣る
年老いた桜も植えられたばかりの若い桜も、どちらもいいですね、、、。(2020年春詠)
自転車の人も上向く花の下
昨年の今頃よく出会っていたアジア系の数人の若者、自転車ですれ違うと片言の日本語で挨拶をしてくれた。気づけばいつの間にか会わなくなっている、、、。(2020年春詠)
ワイパーの動けば花の新しく
昨日に続き雨の日の句、桜散る中を車で、、、。(2020年春詠)
花三分犬を待たせて樹を仰ぐ
当地では三分咲きには少し早いのですが、愛犬と歩いた昔を思い出しての句を、、、。(2020年春詠)
咲ききつて花に憂ひのなかりけり
去年こんな句を残していました。咲く時は咲く、散る時は散る。これが昔から見て来た桜の美しさだと思うのですが、今年はいつまでもしがみついて少しずつ散って行く桜です。自然まで変わってしまったのかなあと思ってしまいます、、、。(2019年春詠)
上見れば花下見れば五百円玉
4月1日とは全く関係ありません。時には下も見るものです、、、。(2019年春詠)
花の空高所作業車旋回す
上を見ながら歩いているといきなり桜並木の上に高所作業車が現れ、電信柱のほうへゆっくりと旋回していった。一度乗ってみたいものの一つに高所作業車がある、、、。(2019年春詠)