サングラス奥の笑顔の分かる人

梅雨明けで湿度が下がったのは助かりますが一段と暑くなりましたね。いきなり声をかけられて驚いたサングラスの人。驚いたがすぐに思い出しました。そのサングラスの奥の笑顔も、、、。(2024年夏詠)

蛍火や恋に音無き時ありて

先日帰省し久しぶりに蛍を見てきました。十匹に満たない数でしたが昔と同じ景色が見られました。逃げるように飛ぶ蛍、それを追うように飛ぶ蛍、川音以外に雑音の無い中で繰り広げられる蛍の恋、、、、。(2024年夏詠)

家古りし雨樋古りしさみだるる

家が古くなると雨樋も古くなる。どうやら途中に穴が開いているらしい。雨が続くと二階の雨樋から一階の屋根にうるさいぐらいに雨だれが音になる。住人も年取れば家も年取る。いまさら直してもなあと思う、、、。(2024年夏詠)