今年は雪が多かった。その分雪解けの水量も多く、その増水のためにダムを緊急放流するという放送が流れました。この地に住みだしてずいぶんになりますが、雪解けによるダムの放流は初めてだったと思います、、、。(2024年春詠)
カテゴリー: 2024
珈琲の花となる春アトリウム
これも半田山植物園での句。背の高い樹が丸ごと入っている大きな温室、入っているのはコーヒーやパパイヤなどなど。なんとコーヒーの木に花が、、、。(2024年春詠)
囀の空へ石段一歩づつ
岡山の半田山植物園での句。山上へ続く石段、遠回りをして坂道を通るか石段を上るか、石段を選んだので一句になった、、、。(2024年春詠)
パソコンを眺め日永の膝の猫
出窓から机の上に、最終的に膝の上に来た猫。おとなしくしているようで顔は画面を向いている。頼むからキーボードに手を出すのだけは止めてくれ、、、。(2024年春詠)
現実味帯びて目覚むる春の夢
夢の中で夢と気づいて目が覚める。せっかくの春の夢、中身は内緒、、、。(2024年春詠)
峡狭し山から山へ春の月
実家で見た春の月、山から出てまた山へ沈んで行きます、、、。(2024年春詠)
同じ木に烏と雀うららけし
どうって事じゃあないけれど、、、。(2024年春詠)
春灯や人居ぬ家と思ひしが
「おや、明かりが」といつも留守のお宅を見ながら、ふと実家を思い出しました。たぶん私がたまに帰っている時、夜に明かりが点いている家を見た近所の人は、同じように感じるのではなかろうかと、、、。(2024年春詠)
春風の中に魚を焼くにほひ
そんなに鼻が良い訳ではないし、食いしん坊でもないつもりですが、風に乗って流れてくる料理の匂いにはついつい反応してしまいます、、、。(2024年春詠)
風孕むパラグライダー春の空
なんとも気持ちよさそう、と思ったがどちらかと言うと高い所は苦手、、、。(2024年春詠)