かなかなの渦に溺れてしまひさう

昨年の実家での句です。こちらでもヒグラシの声は聞こえますが昔より数が減ったような気がしています。実家では逆です。人間が減って自然が増えたせいか、四方からの声が波となって押し寄せてくるほどに聞こえて来ます。溺れてしまいそうなほどです、、、。(2024年秋詠)

かなかなや内より暮るる杉木立

蜩の声が聞こえ始めました。夕方に聞き、次の日の朝に聞き、やっと涼しくなるのかと思ったら次の日には聞こえなくなりました。しばらくは猛暑のようですね。みなさんご自愛ください、、、。(2018年夏詠)