遠くで汽笛が聞こえ、やや置いて線路の音が聞こえ始める。近づいて来るのは二両だけの単線の列車。やがて鉄橋にかかり轟音になるが二両なのですぐに通過して、次第に遠ざかって行く。毎朝の散歩の景、、、。(2025年秋詠)
捨てきれぬものに故郷そぞろ寒
時に重荷に感じる事もある故郷ですが、そんな心に関係なく受け入れてくれるのも故郷です。ありがたい事です、、、。(2025年秋詠)
戸を開けてまだ暗き庭冬近し
暦の上ではの話ですが冬が近づいて来ました。今年はどんな冬になるのでしょう?夏が暑かったからその分冬は寒い?なんて事がないほうが良いですね、、、。(2025年秋詠)
柿並べ新聞全紙文化の日
11月3日、文化の日。庭のテーブルに広げた新聞紙の上に採りたての柿を並べて選別、とこれは昨年の文化の日。今年は柿がまるでダメ。その原因はカメムシ、食べられない事は無いが人様に差し上げるには少し器量が悪い。柿に農薬なんて栽培農家でもない我が家には思いもしなかった事だが、そろそろ必要なのかも知れない、、、。(2025年秋詠)
秋朝日野も白壁も黄金色
ちょっとした朝日の当たる角度のせいだと思うのですが、世の中がすべて黄金色に見える時があって驚くことがあります、、、。(2025年秋詠)
抜けられぬ猫の近道秋の暮
早いですね。もう十一月ですよ。ちょっと用事で出かけた近所からの暗くなりかけた帰り道。目の前を猫が横切って塀の隙間に入って行った。人間には通り抜け出来ない猫の近道、、、。(2025年秋詠)
透きとほる熟柿の色の眩しさよ
植えたのか生えたのか忘れたぐらい長年小さいままだった柿の木に実が生りだした。それも大きい!数個生ったので試しに一個食べてみたら渋柿だった。吊るし柿にするほども無いので、残りは熟柿にする事にした。その、そろそろ食べごろになってきた熟柿が夕日に透けている、、、。(2025年秋詠)
深秋の明けても暗き雨催
暗い、、、。(2025年秋詠)
幾重にも重なる山や秋気澄む
秋のよく晴れた朝には遠くの山がよく見える。まさに秋気澄む。よく見ると並んで見える山々に実は遠近があるのが分かる。小学生の頃に山脈と山地の違いを習ったがその違いが最近まで実感出来なくていた。なるほど、今見えているのは中国山地、これが山地なんだと、、、。(2025年秋詠)
朝寒の川面に銀の風の波
さすがに朝寒いと感じられる日があるようになった。そんな朝、大川の広い川面に波が立っている。朝日との関係でちょうど銀色に見える波が何重にも重なって続いて来る。それも重そうな、寒そうな色で、、、。(2025年秋詠)