まず水輪消えて水鳥ぽつこりと

大きな堰があってその上流がダム湖のように広がっている。ダム湖と違うのは深さが無いというところだろう。そのせいで水底が水鳥の恰好の餌場となっているようだ。潜ってはしばらく浮いて来ない。美味しい物を見つけたのだろう、水輪を残して潜って、その水輪が消えてもなおしばらく出て来ない鳥がいる、、、。(2025年冬詠)

丹頂に空を飛ぶ夢寒の檻

正月になるとTVで後楽園の「タンチョウの園内散策」のニュースが流れますが、今年は鳥インフルエンザの影響で散策中止だったとか。掲句は昨年、調べてみると昨年はあったようですが、なぜかこんな句が、、、。(2025年冬詠)

月と星潤みて雪の降る夜かな

掲句は昨年の雪の夜。先日の大雪の夜は月と星は同じぐらいの位置のはずでしたが、外に出られないほどの降り方で見るのを断念。その代わり次の夜は残った雪に月明りが映えて幻想的な景となりました、、、。(2025年冬詠)

石噛みし靴に音する寒暮かな

歩く度にカッ・・カッ・・と靴の片方だけに音がする。別に歩きにくい訳ではないが気になる。音がする方の足を上げて靴の裏を見ると模様の隙間に小さな石が挟まっている。指で掻き出すようにするとポロリと取れてどこかに転がった。あとは普通に、、、。(2025年冬詠)