近所のお宅の毎年恒例の秋の景。笊に広げられた真っ赤な唐辛子が日差の中で輝いている。それにしても上手に作られるもんだ、、、。(2025年秋詠)
遠近の田にある煙里の秋
収穫の終わった田圃の夕方、雨になる前日によく見られます、、、。(2025年秋詠)
青芒おいでおいでと山路かな
ちょっと山道に入るとこんな景が。実家にて、、、。(2025年秋詠)
虫の音と時に熟柿の落つる音
何て虫だったかな?と夜の戸外で秋を楽しんでいると、突然音をたてて上から熟柿が落ちて来た。危ない危ない、この時期柿の木の下は避けたほうが良さそうだ、、、。(2025年秋詠)
破れ樋の音となりたる秋の雨
昔の東京オリンピックの開会の日、すなわち昔はその記念日の体育の日、昔から天気の良い日が多かった。それとは無関係の雨の句。家も古くなれば雨樋も破れて来る。困ったもんだ、、、。(2025年秋詠)
窓少し開け木犀の香を走る
道路沿いに適度な間隔で金木犀が植えられている。どの木も今が花盛り。その香りの中を車を走らせる。せっかくだから窓を少し開けて、、、。(2025年秋詠)
秋冷や主に合はす犬の足
涼しくなってまた歩き始めた老人とその犬。犬もずいぶん前から知っている老犬。どちらもゆっくりだけれど、よくみると犬が老人の足に合わせている、、、。(2025年秋詠)
ちぎりたる零余子齧れば味青き
昔植えたヤマイモからムカゴが落ちて、そのムカゴから芽が出てまたムカゴが落ちて、そのムカゴがまた芽を出しての繰り返し。手をかけないのでヤマイモは出来ないのですが、ムカゴだけは毎年できます。まだ青いそのムカゴをちぎって口に、、、。(2025年秋詠)
溝蕎麦や人通はねば道途絶え
何年かぶりに通ろうとした河原の道が、途中から草に覆われ道でなくなっている。手前の湿地には溝蕎麦まで咲いている。自然の力は強い、、、。(2025年秋詠)
紐ありて跨げば動く秋の蛇
散歩途上の河原にて。紐だと思ったら蛇だよ!びっくりしたなあ~、、、。(2025年秋詠)