【夏点描】その4 河原の護岸工事の中に石を詰めて補強に使われた目の大きな金網。蛇が通るには十分な隙間がある。その金網を上へ下へと縫うようにして残された蛇の脱皮の跡、、、。(2025年夏詠)
真上から真下へ自在夏つばめ
【夏点描】その3 真上に上がったと思ったらいきなり真下へ、地に着く前にまた向きを変えて。虫を捕らえる動きなのでしょう、無駄の無い動き、、、。(2025年夏詠)
大川を正面に据ゑ立葵
【夏点描】その2 元は橋のたもとに用済みで捨てられた立葵、その種が毎年芽を出してきれいな花を咲かせます。毎年楽しみにしている立葵です、、、。(2025年夏詠)
明易の鷺の叫びに起こさるる
【夏点描】その1 今日から昨年の岡山県文学選奨への応募作十句を続けて書きます。結果は残念ながら準佳作でした。今年も懲りずに応募しようと思っています、、、。(2025年夏詠)
蛇の衣巨大とならばちと怖し
いつも見る青大将のものだろう、河原に見つけた巨大な蛇の皮。まだ本体が近くに居るかもしれない、と疑心暗鬼にかられつつも近寄って観察、、、。(2025年夏詠)
年ごとに遠き気のする時鳥
数が減ったのか、はたまた耳の衰えか、年毎に時鳥の声が遠く小さいような、、、。(2025年夏詠)
夕端居猫に欠伸をうつしやる
たまにはこんなことも、、、。(2025年夏詠)
上へ下へ目高の通ふ用水路
我が家の裏を流れる農業用の水路、夏になるとメダカの姿が見られるようになる。昔はザリガニも見られたが最近は見かけない。亀、スッポン、ナマズは今でも年に数回は見かける。蛙はずいぶん数が減ったように感じるが一応見かける。そのいろいろな生物を観察するのも暇人にとっては夏の間の楽しい時間なのです、、、。(2025年夏詠)
捨猫の胡瓜三本添へられて
近所の猫好きの人から聞いた話。ある朝外に出てみると玄関先にダンボール箱が置いてあり、中に子猫が一匹とキュウリが三本入っていたとか。猫のその後は聞いていないが、たぶんその家の猫の数が一匹増えたのだろうと思う、、、。(2025年夏詠)
手を挙げていつもの人のサングラス
誰かと思えばいつも会う人。手の挙げ方ですぐ分かりましたよ、、、。(2025年夏詠)