花冷の山へ本堂開け放ち

昨年の菩提寺での母の十三回忌、開け放たれた本堂に上がるとストーブは点いているもののちょっと寒い。閉めようとすると住職が「あ、コロナですから開けといてくださいね。私が大きな声を出しますし、念のために」とおっしゃる。確かに声は大きい、、、。(2023年春詠)

花冷や遠き工場の朝の楽

朝の始業のチャイムやら、ラジオ体操の音楽やら、歩いていると遠くの工場や会社からいろんな音が聞こえてくる。自らがその中で働いていた頃には聞くことが無かった音、こんな風に聞こえるものなのかと、五年も経って改めて思う、、、。(2016年春詠)