最近時々蚊に刺されます。どうやら暑すぎて弱っていた蚊がちょっと気温が下がって来たので力を盛り返してきたみたいです、、、。(2023年秋詠)
カテゴリー: 2022
料峭や旗棹を打つ旗の紐
暖かくなったり寒くなったり、なかなか寒さが抜けませんね。カンカンと空から降って来る旗竿の金属音が寒さを誘います、、、。と、この句を用意したのですが、どうやら今日から暖かくなるようですね、、、。(2022年春詠)
初蛙つひ出てしまふ日差かな
これも温暖化のせいかな。まだまだ寒い日があるだろうに、と思った昨年の句。今年もてっきり暖かいと思っていたのに結構寒さが続きますね、、、。(2023年春詠)
冬日向古材で造る農具小屋
いつまでも休んでばかりはいられない、とばかりに家庭菜園の側に建っている農具小屋の修理をされている男性。小屋は見るからに古材の寄せ集めだが造作はしっかりしている。元は何をされていた方だろうか、、、。(2022年冬詠)
ぼた山に重機の眠る年一夜
「年一夜」なんて洒落た言い方なんだろうと思って使ってみました。今年も一年お付き合いありがとうございました。来年も変わりませず、、、。(2022年冬詠)
スポーツの紙面の躍る小晦日
スポーツの紙面、多かった昨年の今日の新聞。今年もスポーツ界の話題は多かったですね、、、。(2022年冬詠)
寒風やテントの下の弁当屋
コロナ以来の事でしょう。レストランの前の駐車場にテントを張って弁当を販売をしている。「弁当あります」と書いた幟旗が数本、寒風にゆれている。テントの下には机の上に積み上げられた弁当、その弁当で風を避けているような、寒そうに身を縮めた女性の店員、、、。(2022年冬詠)
風花や刃のやうな朝の月
昨年の句。今年はどうやら昨夜が満月、今朝は刃のような月ではありません、、、。(2022年冬詠)
名園の池の氷の花模様
昨年の暮、所用で市役所へ行ったついでに散策した近くの衆楽園の池が一面に凍っていました。それも池にそそぎ込む水による漣のなせる業か、小さな襞が重なって広がり、まるで一面に花が咲いたように。さすが名園と感心した次第です、、、。(2022年冬詠)
残る葉のごとく枯木の鳥一羽
深い曇り空の下で見るとまるで枯葉、近づくと飛立って、初めて鳥だったと気づく。名前不明、、、。(2022年冬詠)