冬夕日水に硬さのもどりけり

毎日の散歩コースの吉井川べりは、日が落ちると途端に寒さが増してくる。風というほどではない冷気の流れが頬や手先を冷やしていく。川面は暮れてゆく空に呼応するように、しだいに硬いガラスのような色へと変化していく。水が硬くなるわけはないのだが、、、。(2009年冬詠)

「冬夕日水に硬さのもどりけり」への2件のフィードバック

  1. 同じ重さの水の体積は4℃の時が一番小さいと習いました。
    寒くなるにつれて水温が下がり体積が小さくなって行く事と、水が硬くなると感じる事はこの事を感覚的に感じているのだと思います。
    逆に春先になり水温の上昇と共に体積が増して行く時、水ぬるむと表現するのではないでしょうか?
    牛二さんの感覚は間違っていないと思います。

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