のら猫の次第に慣れて夜の秋

野良猫の命は短いと言うことなのだろう、我が家には毎年夏になると新しい野良猫がやって来る。掲句は昨年の夏に来て今年の正月明けに出て行った大きな尻尾とエラの張った顎の雄猫、最終的に出て行った頃の体重は10kgもあった。次第に慣れて、犬とも仲良くなり、正月は我が家の炬燵で過ごした。松が取れた頃だったろうか、出してくれと鳴くので「気を付けて行ってらっしゃい」と戸を開けてやったら、「ニャオ」と一声鳴いて出て行った。それっきり、、、。今年は少しだけ白いところがある黒猫、根っからの野良らしく常に爪を出してフーフーと威嚇してくる。威嚇しながらも餌をねだって来るので、これも早晩我が家の客人となるだろう、、、。(2017年夏詠)

「のら猫の次第に慣れて夜の秋」への2件のフィードバック

  1. 昨日のTVで有名人と一緒に過ごした経験を話している番組が有って、あの放浪の画家山下清さんが一時期住み込みで働いていたお店の方が出て来ていました。
    その中で山下画伯が『今夜は星がきれいだ。』と言うと翌日には居なくなって新たな放浪の旅に出たそうです。
    猫は普段とは違う鳴き方をするのですか?

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