高い樹のてっぺんと高い樹のてっぺん、間には邪魔するものは何もない、、、。(2025年春詠)
月: 2026年3月
送電線どれも撓みて山笑ふ
盆地を横切ってまた山に登ってゆく送電線。あの微妙なたわみ具合にも計算された技術があるのだろう。なんて事を考えた暖かい春の日の句、、、。(2025年春詠)
漣となり湖光る春北風
高い位置から見下ろしたダム湖、風が走ると湖面に漣が立って光りながら走っていく。春とはいえ寒そうなその光の彩、、、。(2025年春詠)
白木蓮の莟つぶやく月明り
開花間近の近所の白木蓮、だいぶ莟が膨らんで来ました。掲句は昨年、今年もちょうど月明りがある頃。そんな事を思いながら観察していたら内側のほうの枝に去年のスズメバチの巣がぶら下がっているのを見つけました。一冬越したから中は空っぽ、とは思いますが、、、。(2025年春詠)
流木の木目のあらは雪解川
昨年のちょうど今頃の句。近くの川で見つけた流木の見事な木目。持って帰りたいけどちょっと大きすぎました、、、。(2025年春詠)
あけ放つ朝の玄関風光る
朝玄関のドアを開けて天気が良いと気持ちが良い。春は殊更にそんな気がする。風ばかりではない、すべてが光っているように感じる、、、。(2025年春詠)
啓蟄や雨の上がれば鳥の声
今年は暖かい日が多い(今のところ)。毎日のように天気予報で例年との比較グラフを見せられるので、余計にそう思うのかも知れない。実際もう何度も蛙の声を聞いた。最初は気のせいかと思ったが、どうやらそうではなかったようだ、、、。(2025年春詠)
春泥を来し事友の足元に
昨日は土砂降りの雨、きっとあちこちで泥濘ができただろう。何年前だったかとある句会で遅れて到着した句友の靴がべっとりと土色になっていた事がある。遅れて普段と違う道を通ったら、と言う話だった、、、。(2025年春詠)
小さき灯の小さきぼんぼり雛飾る
最近町を挙げてのひな祭りが多いですね。わき見運転注意です、、、。(2025年春詠)
ややあつて動くパソコン春の宵
これが無いと商売あがったり、、、。(2025年春詠)