故郷を離れ家を構えると、そこから新しいお付き合いが始まります。葬式のお手伝いもその一つで、ずい分させてもらいました。土葬の経験こそありませんが、自宅で葬儀のすべてが行われていた頃は大変でした。祭壇や飾り物の準備に一日、当日も受付や駐車場の整理などと一日取られます。葬式の前だったか、後だったか忘れましたが、一人に返って万緑の中に立った時、ふと散骨のことを思いました。まだ父も母も故郷に健在だった頃なので、さして深く考えてのことではありません。その後父を送り、さらに母を送り、そろそろ次を考えても良い頃になりましたが、その選択肢はずい分増えて来ましたね。(2000年夏詠)
故郷を離れ、四国から大阪、広島と流れ流れの浮草人生、家も無ければ墓も無い私です。
瀬戸内海に撒いてくれたらいいなと思いますがどうなるでしょうか?
私だけかと思っていましたが仲間がいましたね。
自分では撒けないところが何とも、、、。