広重の雨脚見ゆる夕立かな

安藤広重の浮世絵「東海道五十三次之内 庄野」は、庄野宿(現在の鈴鹿市庄野町)付近の夕立の絵です。雨の中を急ぐ人物が活写されていますが、雨もまた見事です。広重の東海道五十三次は、永谷園のお茶漬け海苔で覚えました。五袋ぐらい入りのお茶漬け海苔におまけで付いていた名刺より少し大きいぐらいのあれです。何度挑戦しても、半分も集まりませんでした。(2009年夏詠)

「広重の雨脚見ゆる夕立かな」への2件のフィードバック

  1. 夕立かな  はどう読みますか?普通に読めば字余り?
    夕立の浮世絵を見たのは両国の江戸東京博物館だったかな?日本橋の実物大のレプリカなんかも有ってその中に浮世絵も有ったような気がします。
    雨や日本髪など細い線も力強く表現して大したもんですね。

    1. 「ゆだち」と読みます。
      <祖母山(そぼさん)も傾山(かたむくさん)も夕立かな 山口青邨>という大きな夕立の句もあります。

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