いつ見ても人なき家の実むらさき

散歩の途中の普通のお家、いつも小奇麗にされているのだが、人の姿を見たことがない。カーポートに車が入っていたことは一度も無く、壁沿いの同じ位置にいつも赤い自転車が止めてある。白いカーテンのかかった部屋はいつも静かだ。それでいて、庭は手入れが行き届いており、小さな花壇には四季折々の花が咲いている。どんな方が住んでおられるのかと、いつも不思議、、、。(2012年秋詠)

「いつ見ても人なき家の実むらさき」への5件のフィードバック

  1. いつもいつも知らない言葉を教えてもらいます。
    5・7・5に収めるために作られた言葉なのか昔から有る言葉だけど自分が知らないだけなのか?どちらでしょう。

    1. 紫式部という植物の実を「実むらさき」とか「式部の実」とか言います。
      塀際に植えられていることが多いので、たぶん見たことがあると思います。
      紫色の艶のある小さなつぶつぶが寄り集まっています。
      「実紫」より「実むらさき」のほうが良いですね。

  2. お早うございます。
     私も車で通る度にこの句のようなお宅を見掛けます。
     どんな方がお住まいなんだろうと、、、。
     いつも幅広い分野の句を楽しみに拝見しています。

    ひとみさん 
     過日はすみません、勘違いした書き込みをしてました。
     >友人も初心者
     ってお書き下さってましたのに <初句会だったそうですねって、、、紫野は
     時々このような勘違いをする可能性 有りです。
     頭に入り難くなってます、気を付けたいと思います。
     
     
     
     

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