建前のクレーン伸びきる梅雨晴間

梅雨の晴間だけのことではありませんが、思わぬところで空に伸びたクレーンを見るのは何となく好きです。掲句、そのクレーンが完全に伸びきって、梅雨の垂れ下がった雲に今にも届きそうな感じだった。だいぶ遠いところだが何が出来るのだろうかと、そのクレーンの下あたりの地図を頭の中に描いて想像するのも楽しい、、、。(2013年夏詠)