半分枯れかけた栗の木の上に見つけた烏の巣。見つけた時にはもうそこそこ大きくなった子烏が時々顔を見せていた。人間が来たら隠れるように教えられているのか、気づくと頭を隠してしまう。尻尾は出ている。こっちだって気づかないふりをして観察する。何日も観察するうちに油断したのかその子烏が欠伸をしたことがあった。その時にちらりと見えた舌は、朱色に近い赤だった、、、。(2021年夏詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
半分枯れかけた栗の木の上に見つけた烏の巣。見つけた時にはもうそこそこ大きくなった子烏が時々顔を見せていた。人間が来たら隠れるように教えられているのか、気づくと頭を隠してしまう。尻尾は出ている。こっちだって気づかないふりをして観察する。何日も観察するうちに油断したのかその子烏が欠伸をしたことがあった。その時にちらりと見えた舌は、朱色に近い赤だった、、、。(2021年夏詠)
何日も観察して作句する。
鳥が獲物を狙ってじっとしているのを思わせますね。
暇なんですよ。