半分枯れかけた栗の木の上に見つけた烏の巣。見つけた時にはもうそこそこ大きくなった子烏が時々顔を見せていた。人間が来たら隠れるように教えられているのか、気づくと頭を隠してしまう。尻尾は出ている。こっちだって気づかないふりをして観察する。何日も観察するうちに油断したのかその子烏が欠伸をしたことがあった。その時にちらりと見えた舌は、朱色に近い赤だった、、、。(2021年夏詠)
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両足ではねて烏の子の一歩
散歩の途中で見かける三匹の鴉。今年生まれた兄弟姉妹なのだろう少し小ぶりで仲がよさそう。いつも行動を共にしているようだ、、、。(2017年秋詠)