吟行の下見にと城東地区の古い町並を歩き、この辺りまでと決めて裏通りに入ると、普通に古びた裏町がある。水色のランドセルを背負った少女が三人、しゃがんで道端に咲いた花を見ながらおしゃべりをしていた。黙って通り過ぎようとすると、いきなり一人が立ち上がって「帰りました」と元気良く挨拶してくれた。あわてて「お帰り」と言ったが、いきなりだったので声の大きさで負けたような気がする、、、。掲句は閑谷学校吟行での集合場所、山陽本線吉永駅の駅前タクシーです、、、。(2011年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
吟行の下見にと城東地区の古い町並を歩き、この辺りまでと決めて裏通りに入ると、普通に古びた裏町がある。水色のランドセルを背負った少女が三人、しゃがんで道端に咲いた花を見ながらおしゃべりをしていた。黙って通り過ぎようとすると、いきなり一人が立ち上がって「帰りました」と元気良く挨拶してくれた。あわてて「お帰り」と言ったが、いきなりだったので声の大きさで負けたような気がする、、、。掲句は閑谷学校吟行での集合場所、山陽本線吉永駅の駅前タクシーです、、、。(2011年春詠)
吉永駅はまことに鄙びた駅でしたね。今後の吟行は、津山線の駅を一つずつ制覇する、なんてのもいいんじゃないでしょうか。なんにもない駅であっても。
皆さんさえ良ければそれも面白いですね。
誕生寺の駅なんか良いですね。
駅のついでに誕生寺へ、、、。
東京単身赴任時代に千葉の館山へ行きました。
館山城からの帰りが地元の小学生の帰宅時間だった様で何人かの子供達とすれ違いました。子供達は見知らぬ私に対して大きな声で『ただいま。』だったか『帰りました。』だったか挨拶をしてくれました。
びっくりした私は『お帰り。』と何とか返事をしました。よく似た体験です。
同じような事があるものですね。