一本の矛立つごとしポポ枯るる

何度か登場したポポの木、大きな葉が黄葉し寒さに耐えていたが、霜が降りるようになるとあっという間に葉を落してしまう。まだ剪定をしていなかったこの年のポポの木は、葉が落ちると見事にすっきりとした形の立ち姿を現した。真ん中に真っ直ぐな幹、同じ高さの位置から対象に出た同じように天に向って伸びる枝、まるで矛のようだと思った。この年には大きくなり過ぎないように途中で切ったが、今度は切ったところから出た枝に対象に枝が付き、翌年には矛を傾けたような形の枝が出来た。木は柔らかく素直、朴の木を切るようだ、、、。(2010年冬詠)

「一本の矛立つごとしポポ枯るる」への2件のフィードバック

  1. あの実がなるやつですね、枯れたとの事で心配しましたが、葉が落ちただけの様で安心しました。
    近くの産直市場でも見かけましたがまだ買った事も食べた事も有りません。
    気がむいたら来年買って見ましょうか?

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