散歩に行く吉井川の河川敷公園の水辺に、たぶん工事の際に土の中に混じっていたのだろう、山藤の蔓が育ち、立ち上がるには支えが無いので、ちょうど葛が地を這うような形で、斜面を覆っている。年毎に大きくなり、今では結構見ごたえのある状態にまで育ち、満開の花の側を通ると咽るような香に包まれる。ちょうど川幅いっぱいに水がある場所なので、花は水の中にも垂れ、流にゆれている、、、。(2014年春詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
散歩に行く吉井川の河川敷公園の水辺に、たぶん工事の際に土の中に混じっていたのだろう、山藤の蔓が育ち、立ち上がるには支えが無いので、ちょうど葛が地を這うような形で、斜面を覆っている。年毎に大きくなり、今では結構見ごたえのある状態にまで育ち、満開の花の側を通ると咽るような香に包まれる。ちょうど川幅いっぱいに水がある場所なので、花は水の中にも垂れ、流にゆれている、、、。(2014年春詠)
藤の花というと藤棚で咲くものと思っていたけれど考えてみれば自然界にはそんな便利な物は無いから本来は散歩先の状況が当たり前なのでしょうか?
それとも何かの木にからまって上へ上へと伸びるものなのでしょうか?
いずれにしろあの藤色はきれいですね。
本来は上へ伸びるもののようです。
葛と同じでお互いに絡み合ってでも上に伸びようとしています。