ぼうたんのゆれて百とも二百とも 今年のぼたん寺(清眼寺)の牡丹。いつも<ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに 森澄雄>のような牡丹を見てみたいと思って行くのだが、なかなか難しいことのようだ。数年前の本堂新築で境内は広くなったが、まだ花の数が広さに追いついていない。それでも築山に沿った形で植えられた牡丹は周囲を圧倒する存在感を示していた。(2012年夏詠)