母は時々戦時中の事や岡山の空襲の事を話してくれたが、父からその時代の事を聞いた記憶は無い。終戦当時水島で飛行機を造っていた事も、父からではなく他の家族から聞いた。父が亡くなり初盆の時に、知らない名前の方から盆提灯が届いた。この時に初めて、父が当時の仲間と同期会を作り活動を続けていたこと、その知らない名前の方がその中のお一人だという事を母が話してくれた。子供の頃の記憶では、父に限らず、周囲の大人はあまり戦争について話したがらなかったような気がする。まだ戦後の色濃き時代だった、、、。(2015年秋詠)
子供にはあまり話さない親も孫には話す等と聞いた事が有りますが、私の父も自ら当時の話をする事は無かったですが、娘が夏休みの宿題で家族の人から戦争の話を聞いて来るという課題が与えられた時には聞かれるままに当時の話をいろいろと話していました。
思えば戦後間もない頃に生まれた自分達ですね。
そうです。何の気なしに育ちましたが、、、。