義仲寺へ十薬の路地ぬけにけり

前半で使いすぎましたので、いきなり義仲寺へ移ります。<その8>義仲寺へは膳所駅で降りて、徒歩十分と読んでいたのですが、お寺らしい建物が見当たりません。通りがかりの同年輩の夫婦らしい二人連れに聞くと、「曲がるところを一つ間違えましたね。ちょうど近くへ行くのでご一緒しましょう」。義仲寺の話をしながら少し引き返し、左折して路地へ。路地の脇には青々と茂っている十薬が見えました。路地を抜けると左を指して、「そこですよ。じゃあこれで」と二人は道を渡って行きました。義仲寺の小さな門とお堂が見えました。案内していただいたお二人、ありがとうございました。やっぱり私の定番、路地が出てきてしまいました。(2012年夏詠)

「義仲寺へ十薬の路地ぬけにけり」への2件のフィードバック

  1. 十薬とはまたまた知らない言葉です。読みはじゅうやく?どくだみ?句を作った人と鑑賞する人の読み方が異なる事も有ると思うけど、そうなると別の句になるようにも思います。
    そのあたりを俳句を作る人はどのようにとらえているのですか?
    家の裏にもどくだみが沢山生えていたけどあの匂いは好きになれません。
    義母が干した葉を煎じてどくだみ茶として飲んでいました。煎じると不思議と匂いが気に成らなくさっぱりと飲めました。

    1. 「十薬」と書かれている場合は「じゅうやく」です。
      一つには字数で、4文字の「どくだみ」にするか、5文字の「じゅうやく」にするかを選ぶ場合があります。
      もう一つは、「毒」と捉えるか、「薬」と捉えるか、その人のイメージだと思います。
      私は「十薬」のほうをよく使いますが、においが嫌いな方は「毒だみ」かも知れませんね。
      言われる通り、慣れると結構癖になる味です。
      子どもが小さい頃は、近くの山に採集に行って、「どくだみ茶」を常用していました。
      アトピーとかの治りにくい子どもの病気にも薬効ありと思います。
      今は使うわけではありませんが、庭には白い十字の花がたくさん咲いています。

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