<その9>義仲寺は思ったよりも小さな寺でした。山門を入ると右手に受付、資料館、左手に植え込みと土蔵があり、少し先に巴塚、木曽塚、芭蕉翁の墓と続きます。参拝者の姿はなく、受付も空っぽなので躊躇しましたが、大きな声で二三度呼ぶと、奥のほうから女性の声がしました。狭い中に句碑が点在し、無名庵、翁堂、朝日堂と建物も多く、全体的には窮屈な感じがしました。幸い人が少なかったので、ゆっくりすることが出来ましたが。(2012年夏詠)
渡辺牛二の俳句ワールド
<その9>義仲寺は思ったよりも小さな寺でした。山門を入ると右手に受付、資料館、左手に植え込みと土蔵があり、少し先に巴塚、木曽塚、芭蕉翁の墓と続きます。参拝者の姿はなく、受付も空っぽなので躊躇しましたが、大きな声で二三度呼ぶと、奥のほうから女性の声がしました。狭い中に句碑が点在し、無名庵、翁堂、朝日堂と建物も多く、全体的には窮屈な感じがしました。幸い人が少なかったので、ゆっくりすることが出来ましたが。(2012年夏詠)
義仲の寺に何故芭蕉の墓が有るのかなと思いましたが、芭蕉が何度も訪れたゆかりの寺なんですね。
俳句仲間では有名なお寺という事ですか。
ゆきのしたも家の裏に沢山生えていました、最近はどうなっているのか?
俳句に縁の無い食いしん坊の私にはゆきのしたと言えばてんぷらを連想させます。(笑)
芭蕉が亡くなったのは大阪ですが、弟子たちの手によって船で運ばれ、この地に埋葬されたそうです。
そうですね、雪の下のてんぷら、美味しいですね。
私が最初行ったときは秋で、すすきの根元に南蛮煙管が咲いていました。句帳を持って歩いていたら、「結社に入っていないのでしたら、うちへ来ませんか?」とナンパされましたよ(笑)。
ははは、そういうナンパもあるんですね。